おまとめローンを選ぶ時の相談のポイント

長期にわたる日銀の金入緩和のあおりを受けて、市中金利も一向に上昇の気配がなく、多くの金融機関では収益が圧縮され、それへの対応策を練っています。一つには、口座利用による手数料収入を増やすための、まずその土台となる口座数の獲得のための方策として新規口座開設にはノベルティを振りまくこととし、続いては他の金融機関からの顧客の誘導と囲い込みに躍起になってきています。このような他の金融機関からの顧客の誘導において、最も有効な手段といえるのが、おまとめローンの開拓なのです。そういう意味では、おまとめローンを組んでくれる顧客は、金融機関にとってとてもありがたいお客様なのですから、しっかりとした返済計画が示せて間違いのない返済が見込める顧客であることを前提とすれば、いわば買手市場なのですから、ある意味堂々と金融機関に対応してしかるべきです。お金を借りる、ローンを組むからといって、卑屈になることは、まったくありません。

ですからまずは、一通りの資料を集めて、各金融機関の有利な点や不利な点をしっかりとまとめてから相談に行くのが、よいでしょう。相談に行くということは、その金融機関を他と比べて優先的に見ているとの意思表示に他ならないのですから、相談の主旨は、表向きのパンフレットに書いてある内容の比較だけではわからない、その金融機関にまとめることによる特段の有利な条件を示してもらうことです。パンフレットの内容の比較だけで決められるだけのことなら、何もわざわざ出かけて行って相談するには及ばないのですから。相談するにあたっては、こちらの債務の内容と過去の返済状況を直に説明して、おまとめローンを考慮した目的が毎月の返済額の軽減なのか、あるいは利率の低下を前提としての早期返済終了なのかを積極的に開示して、こちらから頼むのではなくて、金融機関の方から提案させに来たのだということを、相手方に得心させることが重要です。このようにすれば、相手方の方が知恵を絞って、貴方が納得できる条件でのおまとめローンの提案をしてくるはずですし、そうさせなければわざわざ相談に行く意味はないといえるのです。