おまとめローンとはどういうものか

おまとめローンとは、複数のローンを一つにまとめることです。具体的には、いま複数の金融機関からローンを借りているとします。例えばA社から50万円、B社から30万円、C社からは70万円の借り入れがあるというケースを考えます。この場合、これらの借り入れ金の合計にあたる金額を別のD社から新たに借り入れます。つまりD社から150万円を新たに借り入れるのです。この時点ではA社からD社まで合計4社から計300万円を借りていることになるわけですが、これはそのままにするわけではありません。D社から借りた150万円で、既に借りているA社からC社までのそれぞれの借り入れを全て返済してしまうのです。これにより、A社からC社までの3社の借り入れは全て完済できることになり、結果としてD社だけの借り入れが残ることになります。これがおまとめローンです。複数の金融機関からの借り入れが一つだけにまとまってしまいました。もちろんこれは手品ではありませんから、複数のローンが一つにまとまったからと言って借入金の合計金額が減ったりするわけではありません。

上の例では借入金の合計はおまとめローンの前後でどちらも150万円であり変わりません。では一体何のためにこんなことをするのでしょうか。合計の借入額が変わらないのであれば、ただ単に手続きが増えただけで何の得にもならないのではないでしょうか。実はそんなことはありません。というのも、小口での借入金については比較的金利が高く、大口での借入金については比較的金利が低いことが多いのです。今回の例で言えば、例えばA社からC社までのいずれも100万円未満の比較的少額の借り入れでは年利18%くらいになっているかもしれません。一方で、D社でまとめて150万円を借りると年利15%くらいになることは十分にあります。すると、合計の150万円に対して金利の差である3%、つまり金額にすると4万5千円が年間の利息負担として安くなるということになるのです。これがおまとめローンの利点です。(おまとめローン